結婚指輪ブランド「出雲結」のための店舗。

出雲大社からほど近く、住宅を改修した店舗の計画です。

出雲結は8つの種類の指輪をもち、それぞれが特色をもった指輪でした。

そこで、ひとつの指輪にひとつの展示台を用意し、8つそれぞれの指輪が独立したブランドに感じられるような什器設計としました。

展示台は、リングボックスの桐箱をモチーフに、大きな桐箱のようなデザインとしています。

展示のスペースは天井高さを抑えた落ち着いた空間とし、展示台の指輪に焦点があたるように、打合せスペースは一転して天井が高く、明るい空間としています。

シンプルな空間のなかにも、障子や桐箱、畳のベンチ、和紙の照明など、和を感じる要素を用いることで、出雲らしさというブランディングイメージを表現した店舗となるような計画をめざしました。